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ファイトケミカルあらゆる植物に存在するとされる第7の栄養素と呼ばれているファイトケミカル。
ヒポクラテスの時代から薬として使用されていた植物にはファイトケミカルを多く含むものが多いとされ、自然界に約数千種類は存在するとされています。
植物に含まれる特有の色素や苦みや酸味などもファイトケミカルですが、今回はその中でも私たちの免疫力を穏やかに高めてくれる優秀なプラントベースの食材をピックアップ。
良質なファイトケミカルのよりよい摂り入れ方を、手軽なプラントベース・レシピなどと共に紹介します。
免疫力を高めるためのスパイスとして、毎日の食に少し意識して取り入れていきましょう
“第7の栄養素“ファイトケミカルについて
本特集では「野菜や果物の色を食べる」ということにフォーカスされていますが、すべては「ファイトケミカル」を効率的に摂取するために大切なことなのです。
抗酸化作用とはファイトケミカルを摂取する要は、植物や果物に備わった「抗酸化作用」を取り込むこと。
それでは、「抗酸化」とはどんな作用のことなのでしょうか。その鍵を握るのは、体内に取り込んだ酸素から生まれてしまう“活性酸素“にありました。
体内でこの活性酸素が増えすぎると、細胞にダメージを与えて老化を促進させてしまい、様々な病気の引き金となってしまいます。
もともと体内にはこの活性酸素を分解する酵素があるのですが、増えすぎるとそれが間に合わなくなるのです。そこでファイトケミカルの抗酸化作用のある成分を取り入れることで、活性酸素を除去するアプローチを行います。
植物・果物の色にかけられた魔法
“第7の栄養素“として近年知られるようになった「ファイトケミカル」
時に「ビタミン」「ミネラル」と混同しそうになりますが、それらとは異なり植物性の機能成分のこと。英語の「phyto(植物)」と「chemical(化合物)」を組み合わせて作られた言葉が「ファイトケミカル」です。
植物が紫外線や虫など、自分を脅かす存在から守るため、その身に備えた色や香り、苦みなどがその代表。たとえば、緑色の植物の葉には葉緑素が含まれ、光合成を引き起こしますが、その際に緑色の植物には抗酸化物質がたくさん含まれています。
ベリーも同様で、広範囲に種子を拡散させる目的を遂行するべく、生き物を惹きつけるために鮮やかな明るい色になったのですが、この色素分子に抗酸化作用が備わっているのです。次回詳しく紹介していますが、–カロテンはにんじんをオレンジ色にし、リコピンはトマトを赤色にし、アントシアニンはブルーベリーを紫色にするのです。
色そのものが抗酸化物質として働いているといっても過言ではないのです。