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Organic info〜経皮吸収率を知ろう!〜

今回は皆さんが普段生活する中で食べ物や空気からどれだけの毒素や物質をどれぐらい吸収しているのかを特集しました!

普段生活する中で自分がどんな環境で生きているのか意識することはあまりないかと思いますがこの機会にぜひ生活する環境に目を向けてみてください!

 

では、まずはじめに私達が普段どれだけの毒素をどのように体が吸収しているのかを見ていきましょう!

 

 

 

 

 

 

【体内の吸収経路】

経口吸収 食べ物・飲み物・医薬

肝臓で90%が解毒され、体外へ排出されます

 

 

経気道吸収 精油などの香り・防虫剤、殺虫剤など

肺に直接入るため毒性濃度が高いまま血中に溶け込み、出口がなく、より危険度が高くなります

 

経皮吸収 化粧品医藥部外品や洗剤など

少しずつ皮膚バリアを通り抜けて侵入し荷積します

体外への排出率は10%

 

 

 

 

 

【体の各部分の経皮吸収率

 

 

私たちの皮膚は体の部位によって皮膚の厚さが異なります。

例えば、手の平や足の裏の角質層が約0.40.6ミリあるのに対して、顔は0.1ミリ程度の厚さしかありません。

当然、有害な物質も顔の表面などの角質層が薄い部位ほど侵入しやすく、手の平や足の裏の角質層が厚い部位ほど侵入が難しくなります。

 

 

 

 

 

 

経皮毒の吸収率がアップする条件

 

 

1.角質層が薄い場所であること(顔、頭皮、子供)

2.傷や病気などで角質層が壊れていること(怪我、アレルギーなど)

3.角質層のバリアがはがれているとき(乾燥肌、合成界面活性剤の影響など)

4.皮膚表面の温度が高い時(入浴時や汗をかいた後)

5.侵入する物質が脂に溶けやすい性質をもっている(石油や合成洗剤など)

6.繰り返し皮膚に接触すること(毎日使用する日用品、化粧)

 

 

 

 

 

 

 

経皮吸収からくる体への影響

 

 

・刺激の強い合成界面活性剤による肌荒れ

特に主婦の方に多く、最も多い皮膚障害は主婦湿疹です。

洗剤、一般流通のシャンプ一、化粧品に含まれる合成界面活性剤により、皮膚の持っているバリア機能自体を弱め、有害化学物質を皮膚内部に侵入させてしまいます。

そうすることによって、手の皮膚がひび割れをおこす医学的に進行性指掌角皮症の患者が増えています。

 

 

・免疫力低下による病気のリスク

合成化学物質が免疫機能の異常を起こすことで、アレルギーやアトピーの発症原因になるだけでなく、免疫力そのものを低下させてしまいます。免疫力が低下することで、風邪をひきやすくなったり、けがや病気の治す力が弱まってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

アレルギーとアトピー性皮膚炎

 

 

アレルギーは体質によって、なりやすい人となりにくい人がおり、なりやすい人はアレルギーを誘発する物質に触れる機会が多いほど、発症率が高まります。

アレルゲンとなるものは食品、花粉やダニ、合成化学物質などあります。

アトピー性皮膚炎は、症状はアレルギーと似ていますが、アレルゲンの特定が困難だという点が異なります。原因は解明されていませんが、体の抵抗力が弱い時に免疫機能に以上をきたす有害化学物質を取り込むことが原因という説もあります。

 

 

私達は普段何気なく生活していく中でも無意識のうちにたくさんのアレルギー物質や毒素に晒されていることが分かったと思います

殺虫剤やジャンクフードなど、パッと考えて身体に悪そうだなと思うものは普段から気をつけてる方もいらっしゃると思いますが、化粧品やシャンプーなどはどうでしょうか?

毎日身体に触れるものほどより良いものにこだわることでアレルギーや病気のリスクを減らすことができます

 

次回は今回の経皮吸収の内容をふまえて、美容室Shuで取り扱っているヘアカラー剤の安全性について詳しくご紹介していきますのでお楽しみに!